初来日となった1975年と1976年のセットリストを担当するGUEEN。白いスモークが舞台を覆い、SEの「プロセッション」が流れる中、メンバーが登場。セカンド・アルバム収録の「オウガ・バトル」で幕を開けた。彼らの特徴はクイーンのライブ音源でなく、あの多重録音を極めたスタジオ盤をステージで忠実に再現すること。本家すらステージでフル演奏した事のない、あの複雑な構成の「マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン」(『クイーンII』収録)を完全演奏。圧巻は「ボヘミアン・ラプソディ」で、冒頭のコーラスから中間部のオペラ・コーラスまでをもステージで再現し、集まったオーディエンスを大いに驚かせた。
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